週末に本気を出す療法士

自分の目に映る「リハビリ難民」を西洋と東洋、双方向から診る療法士。セミナー寅丸塾を不定期で開催しながら、普段は家でも職場でも子どもに振り回さる会社員。

リスクを回避する

今日もアクセスいただき、本当にありがとうございます。

尾道で唯一の疼痛治療専門家 のブログへようこそ!

 

  

・・・よく考えたら、

「疼痛」ってあんまり日常的な表現でないので、

自分のUSP(Unique Selling Proposition≓独自性)の表現方法について少し疑問を抱き始めました。

 

その道のプロフェッショナルと認識していただければ幸いですが、 

とりあえず他の表現が見つかるまではもう暫くこのコピーでいきます。

 

 

 

以前もこんな記事を書きましたが・・・

toratezza0316.hatenablog.com

 

実は、

技術や意識の高い理学療法士作業療法士が病院を飛び出して水面下で活動する時代がやってきています。

 

主な理由としては、

・病院の方針と自分の価値観が合わない

・給与収入に限界を感じる

・専門性を生かしてもっと自由な形で社会貢献がしたい

 

等です。

 

 

確かに、

病院に所属している限りは様々な制約があり、

ドクターの指示がなければ何一つ仕事ができないのが本来の我々の姿です。

 

 

西洋医学のど真ん中である病院は、

医者の診断が全てであり患者さんの声が我々まで届くことが少なく、

それに疑問を持つセラピストが増えてきました。

 

 

「年のせい」と一括りにされた腰痛を「私なら改善へ導くことができる」

という商品力を武器に、

いわゆる「整体院」として価値を提供している知り合いが何人かいます。

 

 

 

ここ尾道ではどうかというと・・・

 

 

いません。 

 

 

そもそも田舎って病院絶対主義的な部分が特に強く、

一般の方にとって代替医療という分野の敷居が高いな、と感じています。

 

 

しかしそんな田舎にも、

いや田舎だからこそ受け皿がなくて痛みに悩んでおられる方がたくさんいる。

 

 

 

今日、仕事中に患者さんからふと尋ねられたことがあります。

 

脳梗塞は防ぎようがないものなの?」

というニュアンスの質問。

 

 

その方はいわゆる五十肩の患者さんで、リハビリテーション卒業間近の方ですがご自身の健康に関心を持たれています。

 

 

肩と頸の筋肉は必ず連動してるので、

肩が損傷して機能しなくなるとほぼ間違いなく首の緊張を招きます。

 

首が緊張して血行障害を起こすと、

頭部に様々なトラブルを発生させます。

 

つまり、

肩こりが慢性化したことで目まいや頭痛、自律神経症状などが生じることが実際にあるのです。

 

 「脳梗塞」もその延長に見え隠れしてくるわけですから、

たかが肩こり

と舐めていると、恐ろしい問題に発展しかねないということですね。

 

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対策としては、

原因である肩・頸の緊張を取り除くことでリスクを減らせるのですが、

「マッサージ行ったら余計痛くなった」

という経験があるそうです。

 

硬いところ、痛いところをグイグイ押されればそりゃ余計痛くなりますよね・・・

 

 

正しい視点で身体の不調をアセスメントし問題解決へと導ける専門家がおらず、

「とりあえず揉みほぐします」的なお店ばかりが増えている

ことが本質的な問題なわけです。

 

 

あなたがご自身の健康寿命について真摯に向き合うときの窓口

として自分が機能できることが私の目標の一つです。

 

 

 

今日もここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。