週末に本気を出す療法士

自分の目に映る「リハビリ難民」を西洋と東洋、双方向から診る療法士。セミナー寅丸塾を不定期で開催しながら、普段は家でも職場でも子どもに振り回さる会社員。

冷え性は治療できる?

今日もアクセスいただき、本当にありがとうございます。

尾道市御調町で唯一の「疼痛専門セラピストのブログ」へようこそ!

 

ここでは毎回、

慢性的な「痛み」にお悩みの方に向けて、

少しでも改善のヒントとなる情報を提供することをコンセプトとしています。

 

 

さて、

私は元々作業療法士という仕事柄、

腱鞘炎や冷え性など手指の症状をお持ちの方の相談を受けることがしばしばあります。

 

 

原因は様々ですが、

 

・子供を抱っこする時間が多い

・仕事で繰り返し重いものを持つ

・ゴルフで変なところに力が入った

 

等々、その方のライフスタイルに大きく左右されます。

 

 

いずれにしても、

手指という末端の器官に生じるトラブルをどう解釈するか?

 

 

ちょっとイラストを見ながらイメージして下さい。

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ショベルカーをモデルに、

人間の上肢(肩甲骨~手指)を模式化してみました。

 

 

「土を掘り起こす」という作業を安定して行うためには、

キャタピラがしっかりと地面に接していなければなりません。

 

その上でスコップの部分が質の高いパフォーマンスを発揮出来ます。

 

 

指が強張る、力が出ない、痺れる、冷たくて感覚がない・・・

 

これらの現象に対して、

より身体の中心に近い器官の機能を確認する。

 

例えば、

・腕を上げるとこの辺で詰まってくる

・首を傾けると突っ張る

・二の腕のあたりがやたらと固く感じる

 

等・・・

 

何か左右で違いを感じる要素がありましたら、

ほぼ間違いなくその部分に原因があります。

 

 

ここで言う原因とは、

・筋膜のトラブル

・血行障害

・筋繊維の内部にある神経の絞扼(圧迫されている)

などです。

 

 

現象に対して原因を特定することが重要で、

痛み止めで誤魔化せば済むという問題ではありません。

 

原因が分かれば「治療」を提供する事ができます。

その場しのぎの対応を繰り返している方がもしいらっしゃいましたら、

ぜひご相談下さい。

 

 

痛み止めから卒業する

をテーマに、全力でサポートしていきます。

 

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