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尾道の疼痛専門セラピスト のブログ

尾道・御調で唯一の疼痛専門セラピストから、病院の内情や自身の想い・展望など発信していきます。

慢性的な痛みには体質改善が有効?

今日もアクセスいただき、本当にありがとうございます。

尾道で唯一の疼痛治療専門家 のブログへようこそ!

 

 

最近はやれ内臓だの一次呼吸だのややこしい思考が習慣化してしまい、

リアルな現場ではもはや完全に窓際族になっております。

 

ま、そんなことは一切気にせず独自性を貫き結果にこだわる

つまり「顧客満足」に全てを賭けるブレないセラピストであり続けると決めています。

 

 

さて、

最近の自分の疼痛治療においてふと気付いたこと。

これはリハビリテーションと呼べるものなのか?

ということです。

 

 

そもそもリハビリテーションとは

Re(再び)

habilis(適する、ふさわしい)

tation(形容詞)

がくっついた造語で、平たく言うと

身体が環境に再適応する状態へと導く作業

と説明できますし、

筋トレやらストレッチをしなきゃいけない理由などどこにもない

わけです。

 

 

しかるに、

身体の問題に対して医師とは違った視点で原因を鑑別し、

薬以外の方法で身体内外のパフォーマンスの改善を生み出す。

これが我々の使命であり命題である。

 

 

はい、やっとここからが本題です。

 

慢性的な問題を抱えている対象者の多くは何かしらの服薬を続けておられるのですが、

薬には必ず副作用があります。

 

極端な話、

異物=毒

として生体反応が起こり、内部環境はフル回転した状態が慢性化します。

 

すると、

それらの器官のオーバーワークによって本来のパフォーマンスを発揮出来なくなります。

 

臨床上、

解毒を優先している状態で消化器官が抑制され下痢や便秘が慢性化していたり、

そもそも解毒自体が追いつかず身体の恒常性が破綻し「全身のむくみ」が出現している方をよく見かけます。

 

処方された薬を「やめましょう」とはさすがに言える立場にないのですが、

活動の停滞している器官を推測し、

膜反射を利用して活動水準を引き上げるきっかけを作ることはできます。

 

その上で、

消化活動を優先するか、循環の安定化を優先するか

など優先順位を考えていくわけです。

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例えば、

食事の直後に運動するとお腹が痛くなりやすいのは、

「消化」という副交感神経優位の活動と「運動」という交感神経優位の活動が拮抗したせいで、恒常性が崩れた結果引き起こされる現象です。

 

つまり、

内部器官に一度に多くの活動を求めること自体がハイリスクである

ということです。

 

 

「しっかり食べて薬を飲んで休む」

という行為も、内臓系に解毒と消化という二重の課題を与えることになる

と考えると、

解毒を優先したければ消化器官への負担を抑える

という配慮も必要になりそうです。

 

先日、便秘が慢性化しているお客さまの「腸」に対して

腹膜の緊張(硬さ)を整える(緩める)

という作業を提供した後、

「一日中お腹がゴロゴロ鳴っていた」

そうです。

おそらくこの場合は、食事(消化)に対する準備が整ったという合図であった

と解釈しました。

 

 

このような作業を続けていくことで

身体の恒常性を最適化する

つまり体質改善へと至るプロセスを踏むことができる

 

と考えています。

 

現象に対して目に見えない部位の問題を鑑別する。

一つ上の水準を目指して、今日も全力で課題に向き合っていきます。

 

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身体造りは家造りと似ている?

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『こっちは痛くて挙がらんのよ』

→「挙げるまで帰れませんよ」

 

『もう勘弁してくれ』

→「もう一回歩いたら終わるから」

 

 

これが何かというと、

今の医療現場で治療と称して対象者に運動を強要しているセラピストと患者さんの会話です。(まぁ分かりますよね・・・)

 

このやりとりがあまりにも日常的に横行し過ぎて、

もはや私の感覚は麻痺しているのかもしれません。

 

しかしよく考えてみると、

される側からしたらとんでもない苦行です。

 

 

病院の規模が大きければ大きいほど、

利用者に対する白衣の権力というのは強くなるのでしょうか。

最終的には患者さんは折れ、苦痛に顔を歪ませながらセラピストのいいなりになります。

 

ただ、

「今日はこれだけしてくれました」という報告をすれば

看護師も家族も本人を褒めちぎるので、

疲労困憊ながらも悪い気はしない、

またがんばってもいいか

 

みたいな感じの毎日がスタンダートになる。

 

 

私よりも若手のセラピストはもちろん、

役職のあるベテランですら同等の作業をしている時点で、

その組織に発展性があるのか

どのようなミッションを持っているのか

 

が非常に疑わしくなります。

 

 

私が患者だったら、

「まず脚が挙がりやすい状態にして欲しい」

「楽に動ける方法を教えて欲しい」

と絶対に言うでしょう。

 

そして納得いかない作業には参加しません。

 

 

リハビリテーションにおける診療報酬(医療保険で国から支給される負担分)は、

この10数年で見る見る削られています。

 

私は、この原因に関して

セラピストが現場で結果を出せないためだ

と思っています。

 

もちろん、ある程度後遺症が残ってしまい

上手に付き合っていくことが求められる場合も

たくさんあります。

 

ただ、少なくとも目先の活動量にばかり気を取られて

病理を悪化させることだけは避けるべきです。

 

 

私はよく身体を家に例えて優先順位を説明します。

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どちらの家に住みたいですか?

 

と聞かれて、

左と答える人はまずいないでしょう。

 

ただし、

雨風をしのぐ という目先の利益を求めれば左の方が早いです。

 

長期的な安定、安全、満足を考えたとき、

まず土台をつくるという作業が不可欠です。

 

 

その人の人生を考えて最良の結果を提供するために

屋根から造るか、土台から造るか

 

もしあなたが今現在何かしらの身体的トラブルを抱えていらっしゃれば、

この考え方を思い出していただけると

医療に対して受け身にならずに言いたいことを主張出来るきっかけになればと思います。

 

ふと、いつもの疑問を誰かに聴いてほしくなった休日の朝でした。

 

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免疫を強化する治療とは!?

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昨日は年に数回の看護学校での講義を終え、

もうちょっと笑いを取るつもりがマジメな性格が邪魔をして、

当たり障りのないトークになってしまいました。

暫く尾を引き猛省しているところです・・・

 

 

さて、

少し前から「筋膜」よりも一歩踏み込んだ疼痛治療について記事にしています。

 

少しおさらいすると、

身体は筋膜という膜組織で表面が覆われており

一部分の動きでもクモの巣のように全体の動きとして筋膜が流動的に反応する。

 

そして内臓も腹膜や横隔膜を介してそれらと繋がっているため、

臓器や消化管の状態が運動のパフォーマンスにも影響してくる。

 

つまり、

脚が重いと感じるとき、筋膜の問題を解決しても改善が乏しい時は

脚の筋肉との連結が深い臓器や周囲の膜組織の硬さ

といった要素に注目していくことで変化がもたらされる可能性が高い

 

といった内容について触れていきました。

 

 

ここからはもう少し具体的な例を挙げていこうと思います。

 

リハビリテーションを依頼される患者さんの中には、

慢性的な皮膚炎から全身が「かゆい」上に、

全身が常に緊張しており

寝返りをうつにも柵を引っ張らないと身動きがとれないような、寝たきりに近い状態の方もいらっしゃいます。

 

このような方にとって、

リハビリテーションと称した運動の強要はもはや暴力に近いものがあります。

 

 

緊張がとれ、

肩や腰の回転を使った自然な形で寝返りが打てるようになるためには、

まず身体が弛緩した状態を確保しなければなりません。

 

言い換えると、

免疫力を高めて炎症反応を内側からコントロールすることで

身体の恒常性(コンディション)を整える

 

その結果、

力みが抜けてパフォーマンスの改善に繋がる

 

 

このような仮説を基に、

免疫に関わる臓器の膜反射をガイドしていきます。

 

具体的な方法まではここでは言えませんが、

免疫系の臓器といえば肝臓や胸腺を指します。

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これらの器官のストレスがリンパや神経叢を介して骨格筋に影響しているとすれば、

当然その部位を制御するという考え方が求められます。

 

 

約1週間後、

この方は当初のかゆみや緊張が明らかに軽減し、

腰を捻って横向きになる

という、我々からすればごく当たり前の運動が発揮出来るようになったわけです。

 

果たしてどこまでがリハビリテーションの効果で、

どこまでが薬の効果か

は、実際には測ることはできません。

 

ただ、

本人がこれまで感じたことのない水準で

「楽になった」

と仰る様子から、

何かしらの価値を提供する事ができたと確信しています。

 

 

これを応用することで、

消化器系のトラブルである便秘や下痢、

生理痛あるいは冷え性などの循環系の問題

 

これら自律神経系の問題にも変化をもたらすことができます。

 

 

一つ上の水準で物事の本質を見極める

そんなオールマイティな治療家になれるよう

今後も修行をしていきます。

 

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頭痛をどう捉えるか!?

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帰宅途中、ローカル番組が頭痛について取り上げているのを偶然見つけました。

 

これは!

と思い車を停めてテレビに集中、さて視聴者に伝わった情報は?

 

頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛があって、

一次性頭痛は肩こりやいわゆる片頭痛によるもの、

二次性頭痛は脳出血くも膜下出血の恐れがあるもの

 

いつもと違う頭痛を感じたら医療機関に行きましょう。

 

という結論でした。

 

 

・・・うーん、視聴者の知りたいことは伝わったのでしょうか。

 

ということで、

今日は頭痛について適度に考察していこうと思います。

 

 

我々の呼吸は主には「肺」で行っている、

これは間違いないことです。

 

ただし、

胎児(出生前)の段階ではそもそも肺を使える状態になく、

それ以外の循環方法で呼吸をしていた訳です。

 

それが一次呼吸と呼ばれる、脳脊髄液の還流をメインとした呼吸方法です。

 

これだけではなんのこっちゃ分からんですね。

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脳や脊髄という非常にデリケートな器官を、

脳脊髄液が取り囲むことで保護しています。

 

イメージ的には豆腐を水に浮かべているような状態

 

を維持しながら、

常に循環して新陳代謝を繰り返しています。

 

脳脊髄液は脳の表面を覆って流れている訳ですから、

外からその流れを確認する事ができます。

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 頭の骨というものは一つの塊ではなく、

色々なパーツの組み合わせによって繋がっています。

 

従って、

常にパーツの骨同士が密着している訳ではなく伸び縮みするという面白い特徴があります。

 

頭部に優しく触れてこの骨同士の伸び縮みを外から触れて確認すると、

ゆっくり広がっていくような(触れた指を押し退けるような)感覚、

ゆっくりしぼんでいくような(触れた指から離れるような)感覚

が感じられる場所があります。

 

これが脳脊髄液の還流、つまり一次呼吸を知る

ということです。

 

極小さい動きですので、はっきりと感じ取るためにはそれ相応の経験が必要です。

 

そして、

この動きが左右で異なっている、

特定の部位しか動かない

リズムが不整である

 

など、

還流の異常が感じ取れるとき、

何らかの身体症状があります。

 

脳から脊髄全体を流れる

 

という性質から、

頭部の問題、頸部の問題、腰部の問題

を鑑別することもできるようです。

 

 

そして、何かしらの異常に対して一次呼吸を整える

つまり頭蓋骨の動きを均等にしていく作業が還流のトラブルを解決し、

目に見えない頭痛、頸部痛、腰痛

に対する戦略になり得る

 

ということが考えられます。

 

今日はこの辺で終了させていただきます。

目に見えない問題をどう捉えていくか?

非常に専門性の問われる分野であると確信しています。

 

あなたがもし身体の不調に悩んでおられるなら、

少しでもそれらの解決に繋がる情報が提供出来れば幸いです。

 

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私の原点

今日もアクセスいただき、本当にありがとうございます。

 

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新年度が始まりましたね。

そこそこ歳をとってくると、

あまりフレッシュ感はなく組織の人の入れ替わりを傍観するくらいでしょうか。

 

 

今日は、そんな自分にもペーペーの時代がありここに至るまでのストーリーなど、

気持ちを引き締めるため自分の原点に戻ってお話をさせていただきます。

 

 

そもそも私が作業療法士などという職業を選んだのは、

 

子どもの頃の外傷がきっかけで、

治療される側だったことに起因しています。

 

ただ、

だからといって特別崇高な目的意識の基にこの道に進んだ訳ではなく、

 

直に体験したという親近感と

なんか楽そう

 

という、むしろいい加減な動機でしかなかった訳です。

 

ちなみに、なぜ楽そうに感じたかというと

当時骨折して全く言うことを聞かない私の腕をゴリゴリとストレッチし、

息が止まる苦しみを何度となく味わった経験から、

子供ながらに「こんなもんでいいんだ」「誰でもできそうだ」

という感想があったからです。

 

 

さて、

そんなこんなで私はどうにかリハビリテーションを学べる大学を卒業し就職までこぎ着けた訳ですが・・・

 

全く患者が治せない!

 

 

思えば当時の私は、

外傷の患者さんにはストレッチ、

麻痺のある患者さんにはとにかく使わせる、日常生活動作を練習させる

 

程度の引き出ししかなく

「治らんのはこの人の運命だ」

なんてことを自分に言い聞かせ、

専門家というかただのサラリーマンでした。

 

それでもだんだん経験を積んで自分が教育する立場に立ったとき、

自分に使命感的なものが生まれ始め

「このままダラダラやってたら俺は人生を後悔する」

と、あちこちセミナーに通うようになりました。

 

 

主に脳科学をベースに治療を提供する団体に所属した私は、

ついにイタリア研修に参加するまでに至り、

認知神経リハビリテーション

と名乗ることを許可されました。

www.ctejapan.com

 

 

ただ、肩書きなどはどうでもよく、

自分が世の中に何を提供出来るのか

を考えたとき、

目の前の対象者がその場で価値を感じてくれる(=良くなったと実感できる)商品力

が自分にあるかどうか

 

その一点に集中して、再び基礎から学び直した1年でした。

 

そうして、今現在私は

疼痛専門セラピスト

と、自分で勝手に創った名称で自分の提供する価値を端的に表すことにしました。

 

 

痛みとは身体の不調であり、誰もが経験することです。

病院に訪れる方はもちろん、

地域の中にもたくさんの悩まれている方が多くいらっしゃることが分かりました。

 

中には、

もはや病院を信用していない方も少なからずいらっしゃいます。

 

そういった方に寄り添い適切なフィジカルアセスメントをしていく上では、

今の立場が非常に足枷になってきました。

 

 

より多くの方に価値を提供していくため自分の商品力を高め、

より多くの情報を発信していこうと準備を続けています。

 

今まで気にもしなかった、

自分の専門外のことも多く学ばせてもらっています。

自分の人生を楽しむために。

 

 

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

次回からはまた情報をお届けしますね。

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筋膜の出発点は内臓!?

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最近は皆様に情報を発信しているつもりが、気がつくとネガティブな思いが文章に表れてしまっている・・・

 

と反省しながら、

そうはいっても医療の現状や課題を浮き彫りにしていくことが自分の使命でもある

と思いながら今日もこうして執筆作業をしています。

 

 

今日のお話は、

身体の繋がりは筋膜だけではない、というテーマです。

 

そもそも筋膜とは、

身体の表面を包む蜘蛛の巣のような膜組織

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でしたね。

 

手や足の、要素的な動きにも筋膜全体が流動的に反応して運動の円滑さをもたらす一方で、

局所的な損傷に伴って円滑さが失われ、損傷していない部分の動きも制限されやすくなっていまう。

 

従って、

膝の外傷後の患者さんでも股関節や肩甲骨に運動障害を来たし

姿勢が著しく悪くなってしまう

 

という問題が現実的に起こっていること、

セラピストは問題を流動的に評価し改善すべき優先順位を適正に判断すること

 

が求められます。

 

 

さて、

ここまでは復習で、ここからが今日のお伝えしたい内容です。

 

我々がターゲットとしており、

世間一般的に呼ばれている「筋肉」とは、

組織学的には骨格筋に分類されます。

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この骨格筋が膜状に包まれているのですが、

他にも膜によって支えられている組織があります。

それが内臓です。

 

そもそも、

我々が寝たり起きたり走っても臓器が重力に負けずに一定の場所に留まっているのは、

内膜が張力を発揮して臓器を固定しているからに他なりません。
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 この内膜が、ある反射点を介して筋膜と連結しているという事実を、

一般的な治療家はまず知りません。

 

実のところ、

私もまだ勉強中のため完全に理解しているわけではありません。

 

ただ、

消化器官や免疫器官、循環器官など、

内臓系の機能は多岐に渡り、

これらの不調が骨格筋のパフォーマンスにも影響することはあなたも想像できると思います。

 

 

臨床において、

骨格筋を制御しても身体が緊張して呼吸すらままならない

という患者さんに対して、

循環に関連する臓器を外から制御することで血流量が確保されリラックスされる

という結果が事実としてあります。

 

 

非常に専門的な内容になってきたので、

今日はこの辺で終了します。

 

 

 もしあなたの慢性的な痛みの原因が内臓系にあるとしたら?

 

疼痛に対する考え方、捉え方が変わってきます。

私は専門家として、

目の前の問題に全力で向き合うためこれからも学び続けます。

 

お悩みがありましたらお気軽にご相談下さいね。

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肩甲骨を使って動きやすくなる?

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今日もぐずつきがちな娘のおかげで2時に目が覚め、

こうしてPCに向かっています。

 

 

さて、

あなたの肩甲骨は正しい位置に収まっていますか?

 

何度も触れていますが、

身体の土台が適正な状態であることは

家でいうと床面が平らに保たれている

くらい必要不可欠な要素です。

 

床が傾いている家に住むことは

相当な身体的負荷や不快な気分にさらされることは想像できるはずです。

 

 

リハビリテーションの現場において、

ある程度高齢の対象者はもちろん、

そこそこ若い人でも右の図のような立ち方・歩き方になっている様子を毎日のように見かけます。

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外傷や脳卒中・加齢による身体構造の変化に伴って、

身体活動が少なからず制限のある状態で動こうとすると

人間はどうしても視覚的な代償を求めます。

 

健康な状態では無意識的に正中(まっすぐ)を保ち

「自分らしい動き」を寸分の狂いなく再現します。

 

病的な状態においては、

自分らしい動きよりも安全性を優先するため

意図的に身体を固め、感覚よりも筋力発揮する

ことにエネルギーを費やしてしまうのです。

 

 

そして、

なぜか現在の医療では

「それなら容量を増やせば良い」

(=しっかり歩いて体力をつければ疲れなくなる)

ことが常識としてまかり通っています。

 

つまり、

リハビリテーション専門家に求められるのは

対象者を限界まで追い込むこと

です。

 

 

 

 

 

・・・ちょっと待って下さい。

 

なら別に専門職でなくてもそこら辺の素人の方に白衣を着させてちょっと指導すれば済むことです。

 

我々は診療報酬を得る存在です。

顧客に価値を感じてもらえるサービスを提供する必要があります。

 

 

いつも前置きが長くなるのですが、ここからが重要です。

 

 

最初に申し上げたように、

身体の土台は肩甲骨と骨盤です(今日の記事では肩甲骨にフォーカスします)

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身体を固めている状態とは、大部分の対象者にとって

背中を丸めて背筋を必要以上に伸ばしている状態

と言い換えることができます。

 

このとき、

肩甲骨は外側にズレた状態となり、

そうした姿勢が続くほどズレが定着していきます。

 

背骨の曲がった高齢者も、軒並み肩甲骨が脱落した姿勢です。

 

 

先日、

上腕骨骨折後の高齢女性の治療中姿勢について伺うと、

「腰を悪くしてから背中が曲がった」

「もう何年も経つけど良くならん」

「長く歩くと疲れるから休み休みです」

という、典型的な円背症状でした。

 

この問題に対して、

脱落した肩甲骨(正しくは肩甲骨と体幹を繋げる筋肉)を修正したところ

明らかに姿勢がよくなり「歩きやすくなった」

と仰いました。

 

なお、

この方は他の施設でデイサービスを受けながらトレーニングも指導されるのですが、

一度も身体を触ってもらうことなく鍛えさせられていたそうです。

 

 

顧客が価値を得られるかどうかは我々の商品力次第です。

高齢であっても、

適切なフィジカルアセスメントによってパフォーマンスが改善する余地が必ずあります。

 

我々には顧客の人生の質がかかっていることを常に肝に命じながら、

専門職として知識と技術を磨く必要があります。

 

あなたがもし医療従事者であれば、

エクササイズというものに対して少し見方が変わる助けになれば幸いです。

 

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